ビワクルエコ製品とは

ビワクルエコ製品|滋賀県リサイクル製品利用推進協議会

主に県内で発生する循環資源(廃棄物や製造過程で発生した副産物、間伐材等)を利用し、県内事業所で製造加工される製品について、一定の基準に適合するものを「滋賀県リサイクル製品」として認定し、市町や県民・事業者に対し利用推奨を図るとともに、公共工事等を通じて県自ら率先利用に努めるものです。
県では、資源循環の輪の構築に向けた取組の一つとして、この制度を平成17 年3月に創設し、コンクリート二次製品、改良土、堆肥などの現在177製品をリサイクル製品として認定しています。
今後もより多くのリサイクル製品の認定を行い、製品の普及を応援していきます。

製品の品質確保について

滋賀県リサイクル製品利用推進協議会は、20年前から下水汚泥や一般ゴミをスラグ化する事業に参画し、溶融スラグをコンクリート製品へ活用することで循環形社会を構築する取組みを継続して行っています。
 溶融スラグは、下水汚泥や一般ゴミを1200°以上の高温で溶かして(溶融)生成する固形物です。一般的にコンクリート原材料の砂や砂利と置き換える建設資材として広く使用されています。
 また溶融化することで体積を大幅に小さくすることが出来、コンクリート製品に有効利用することで、埋立処分場の長寿命化が図れます。
 現在一般ゴミ溶融スラグは年間約2千トン発生しており、砂に置き換えると約2万トンのコンクリート製品が供給可能です。
 滋賀県リサイクル製品利用推進協議会としては、滋賀県リサイクル認定製品を追加し、製品ラインアップの充実を図るとともに滋賀SDGs達成に向けた取組みを日々継続して行っていきます。

滋賀県リサイクル認定制度
(ビワクルエコシップ)

滋賀県リサイクル認定制度(ビワクルエコシップ)

一般ゴミからスラグ化するまでの工程とリサイクル認定製品(50品目以上)

滋賀県リサイクル認定制度(ビワクルエコシップ)